これからの時代、求められる力の中の1つに、自分で考える力がある。
これはどういうことか。
一つの物事から、一つ学び取るのではなく、十学び取ることがそれである。
例えば、バイト先で、お客様が来たら元気よく挨拶をしてください。
と言われたとします。
考えない人は、来た時に元気を出せばいいと考えるので、
ほかの時は元気がなくても良いと考えます。
反対に考える人は、お客様が来たら元気を出すということは、
この店では、お客様に対して、いつも元気な印象を与えたいのだと考えます。
そのため、お客さんが来た時以外も、お客様と触れ合う機会があれば元気に対応しようとします。
これが一つの物事から、多くを吸収する力です。
これは言い換えると、物事を抽象化する能力です。
一つの具体的な考え、ここではお客様がきたら元気にあいさする。ということをそのまま具体のまま自分に落とし込まないでください。
その具体的な考えを、お客様が来たら元気に挨拶するということは、どんな時でもお客様には元気な印象を与えるべき。と抽象化してください。
すれ違ったら、笑顔で会釈をする。困っていたら笑顔で声をかけてあげる。お客様にお味はどうでしたか？と声をかける。
など多く自分の考えがこの抽象化によって見えてくるはずです。
これは訓練です。毎日自分になぜ？なぜ？と問いかけるのです。
この抽象化する技術が自分に身についてくると人生の見え方が変わります。
ぜひ今すぐ行動してください。自分に問いかけてください。
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